医師の転職にありがちな失敗例として挙げたいものの一つに”先入観”や”勝手なイメージ”というものがあります。
他の業種においてもある程度共通する因子ですが、今回は皆さんがついつい持ってしまいがちなこれらのファクターが、転職の際にどのような影響を及ぼしてしまうのか、その可能性と理由、失敗例について少しご紹介してみたいと思います。

ケース4:自分で育てたイメージに翻弄されると職場が選べない

まず最初に断っておきたいのですが、このケースに関しては”自分がやっている”事に気付いていない、そんな例が多いのではないかと思います。
そのため、これをご覧になられているみなさまには”もしかしたら自分もやってしまっているかもしれない”と、少しお考え頂ければと思います。

では今回のよくある失敗についてお話してきますが、今回のテーマは”イメージや先入観”です。
皆さんは転職をする際に様々な求人案件をみられると思いますが、どういった部分に着目されているでしょうか。
勤務地となる場所や交通手段、お給料、勤務時間、就労条件に関する待遇など、求人情報には色々なことが明記されており、皆さんも熟読されているのではないでしょうか。
もちろん、そこに書かれている情報を元にある程度”応募するかどうか”を決めなくてはいけないのですが、そこでついついやってしまいがちなのが”ココは良い所に違いない”というような思い込みです。

自分が気に入るような要素があると、何故そこが良いのかについて”イメージを新たに作り出してしまう癖”がヒトにはあるもの。
○○だから大丈夫、○○だから絶対に良いはずなど、肯定するようなイメージが次から次に膨らみ出してしまうと、一人ではなかなかその状況を止めることができません。

これの何が悪いのかと言いますと、客観的な判断ができなくなってしまうことです。
人は基本的にイメージで生きているようなところがありますが、そのイメージに全てを任せてしまうのは、やはり危険です。
そういったポジティブ過ぎるイメージを元に転職を決めてしまった後につきものなのが「思ったように、やりたい事が出来ない」というような感想です。

本当は○○なはずだった、というものは全て自分が思い込んだ勝手なイメージであり、決して病院が悪いわけではありません。
病院にはそれぞれ、病院の方針があり、経営状況に応じてその細部は変わっていきます。

つまり、こういった部分を事前に押さえておけば、あなた自身がやりたい事が出来る病院を見つけることもできるかもしれません。
もし自分のやりたい事があるのならば、ここなら出来るだろうというイメージで話を進めず、必ず”先方と話を詰めておく”ことをお勧めします。


【スポンサーリンク】